鞄の街・豊岡にある「カバンの自販機」がユニークだと話題に
兵庫県豊岡市は、言はずとしれた、カバンの街。
なんと、全国のカバン生産量の約80%を担っているんです。
そんな鞄と深い関係のある豊岡には、世にも珍しい「カバンの自動販売機」が!
本記事では、「カバンの自販機」の設置場所や、商品ラインナップ、価格等について、まとめました。
実際に行って購入したので、そのレビューも紹介しています。
「カバンの自販機」の全貌
兵庫県北部に位置する豊岡は、日本有数のカバンの生産地。
2004年度から、カバンによる街の活性化に取り組み、「カバンの自販機」はそのアイディアの一つでした。
設置場所は計2ヶ所あり、どれもJR豊岡駅からのアクセスが便利です。
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上の写真のように、プラスチック容器に入ったミニトートバッグが、一般的なジュースやコーヒーのようにディスプレイされています。
筆者も実際に買ってみました。
サイズ、価格、デザインは?
サイズは1サイズのみ。
25cm角の正方形の帆布に、シンプルな革製の取っ手が取り付けられたトートバッグです(片方はホックで取り外し可能)。
底部分のマチは5cmほど。ミニサイズのトートバッグなので、収納量はそこまで多くありません。コンビニにエコバッグとして持っていくにはちょうどいいサイズかも。
価格は一律1,500円。
デザインの種類は、自販機にもよりますが、16種類〜25種類ほど。
豊岡市マスコットキャラクター「玄武岩の玄さん」や、豊岡を象徴するコウノトリをモチーフにしたデザインがほとんどです。
筆者は、白地に可愛らしいコウノトリが描かれたものを購入しました。裏面にも、同じデザインのプリントあり。
※ 釣り銭出ません
「カバンの自販機」のお金の投入口には、なにやら小さい張り紙が。
この自販機はおつりがでない仕様になっています。小銭をご用意の上、ご購入ください。
とのこと。これはけっこう不便ですね…
つまり、1500円ピッタリ持っていないと購入することができません。
筆者も最初はこの注意書きに気づかず、1000円札を2枚投入しようとし苦戦しました。
釣り銭が足りない場合は、隣のジュース自販機でお札を崩すなどして小銭を準備するようにしましょう。
「カバンの自販機」の設置場所は全2ヶ所
2020年時点で、「カバンの自販機」はJR豊岡駅ホーム、カバンストリートの計2ヶ所に設置されています。
順番にみていきましょう。
JR豊岡駅1番ホーム
JR豊岡駅1番ホーム内にある「カバンの自販機」。
意識して見ないとスルーしてしまいそうな場所に、かなりさりげなく佇んでいます。
豊岡駅は、城崎温泉駅までの道中にあるものの、ホーム停車中の時間を使って購入するには少々厳しいかと思います。
豊岡駅で一時下車し、時間に余裕を持ってご利用ください。
カバンストリート
JR豊岡駅から約1kmほど離れた場所にあるカバンストリート内にも、「カバンの自販機」が設置されています。
両サイドには、可愛らしいカバンのモニュメント(写真左)と、取っ手が付けられ、ボディがカバン生地でラッピングされた飲料水の自販機(写真右)が。
豊岡でしか見ることのできない光景です。カバンストリート内には、数々のカバン専門店が軒を連ねていますので、ぶらぶらしてみるのもおすすめ。
豊岡名産のカバンを自販機でいかが?
「カバンの自販機」、いかがでしたか?
一見、普通の自販機のようですが、豊岡のユニークさが詰まった面白いアイテムです。
旅の記念にはもちろん、お土産話にもピッタリの一品。
城崎温泉からも近い場所にあるので、お時間に余裕のある方は、ぜひ立ち寄ってみてください。